2015年6月10日

棚割システム/棚POWER事業室とは②

みなさんこんにちは。棚POWER事業室の牛見です。
今回からは、小売業さまでの棚割システムの使い方、導入目的などをご紹介したいと思います。

■小売業専用棚割システム「店POWER」
もともと日本では、棚割システムを利用するのはメーカー、卸さまが中心でした。
小売業さまは「棚割システムは取引先のものを使わせてもらう」というスタンスの企業が多く、自社で棚割システムを導入しようとした企業はそれほど多くありませんでした。
私たちは、まだ小売業での棚割システム検討がほとんどなかった時代に、小売業の業務に対応した専用の棚割システム「店POWER」をリリースしました。
リリース当初は「小売業が棚割システムを入れるなんてあり得ないよ!」と否定的な意見がほとんどでしたが、ここ10年ほどでしょうか?目に見えて棚割システム導入を検討する小売業さまが増えてきています。

小売業さまが、棚割に対してどんなニーズを抱えているのか?
棚割システムでどういった事ができるのか?
店POWERの機能と合わせてご紹介したいと思います。


■自社主導で棚割を管理したい!
棚割システムを検討する小売業さまの中で意外に多いのが、「自社内で棚割のデータを一元管理していない」というケースです。
かなり大きな企業でも、棚割のデータはメーカー・卸さまが持っていて、自社内には棚割データが無い、という場合があります。
当然、ちょっとした確認や一部商品の差し替えのたびに、メーカー・卸さまに依頼してデータを確認したり、メーカー・卸さまを訪問して棚割システムを使わせてもらう必要が出てきます。
そういった状態だと、メーカー・卸さまへの遠慮も生まれ、棚割改善のスピード感にも影響が出ますよね。
そこで、「自社主導の棚割運営を実現するために、まずは棚割データを一元管理しよう!」ということになりますが、すぐに出てくるのが「今まで取引先にお願いしていた棚割データの作成を、全部自社で作業しないといけないのか?」という不安です。
店POWERは、「PTS形式」という国内の主な棚割システムとの互換形式に対応していますので、今まで「紙」で受け取っていた棚割の情報を、「PTS形式」というデータで受け取るようにすれば、そのまま店POWERに取り込むことができます。
今まで通り取引先からの提案・支援を受けつつ、自社主導で棚割管理を進められる仕組みですので、安心して導入いただけます。

■棚割を分析改善したい!
自社で棚割データを蓄積できるようになると、次に出てくるのが「もっと売れる棚割にしたい」という思いです。
更に「あまり分析に時間はかけられない」「バイヤー間でスキルにばらつきが無いようにしたい」という注文も加わります。
そんなご要望におこたえする店POWERの分析機能のうち、代表的なものをご紹介します。

◇ハイライト分析
様々な切り口で、棚割の商品に色を付けて分析します。

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例えば、ABC分析の結果で商品を色分けすると、「売上が低いのにゴールデンゾーンに陳列されている商品」や「よく売れているのに陳列数が少ない(欠品リスクが高い)商品」などを簡単に+発見できます。

◇価格帯グラフ
各価格帯ごとの売上実績やアイテム数(品揃え数)などを、棒グラフと折れ線グラフで表します。

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棒グラフと折れ線グラフのギャップに注目することで、品揃え(アイテム数)は多いのに、お客様からの支持(売上)は低い価格帯や、品揃え(アイテム数)は少ないのに、お客様からの支持(売上)が高い価格帯がすぐにわかります。

いかがでしょうか?どちらも「POSデータ」だけでは実現できない、棚割システムならではの分析です。
POSデータが「どう売れたか」という《結果》だとすると、棚割は「どのように売ったのか」という《過程》だといえます。
過程と結果を合わせて分析することで「次はこうしよう!」という《改善》につながるのだと思います。
また、一からこういった分析をしようとすると半日仕事ですが、店POWERを利用するとクリックだけで分析が完了します。
ぜひ、「資料を作る時間」はシステムで効率化して、「考える時間・実行する時間」を多くとっていただきたいですね。

■終わりに
次回も引き続き、小売業での棚割システムの活用についてご紹介したいと思います。
棚POWER事業室専用のWebサイトも公開していますので、製品についてもっと詳しく知りたい!次回更新が待ちきれない!という方は、ぜひ下記サイトにお越しください。

《棚POWER事業室 専用サイト》