2015年4月15日

欧州小売業視察②

皆様こんにちは、東日本リテイル営業部の高橋です。

前回は欧州の実店舗のご紹介とPB商品の力をご紹介させて頂きましたが今回は欧州の食品小売業の店舗サービス・システムのトレンドのご紹介をさせて頂きたいと思います。
まず、前回の欧州小売市場①にて少し記載させて頂きましたキャッシュバックのシステムについてご紹介させて頂きます。

イギリスのセインズブリーでは大手メーカー商品が他社で安く販売されているのを発見すれば差額分のキャッシュバック券がもらえるというサービスを行っています。
差額検索の仕組みとしてはネットの価格比較サイト(my Supermarketというものが商品の検索エンジン)を使用し購入商品の価格比較を購入者にて行い、差額があるのかを探すことができるのだそうです。

欧州の小売市場は寡占市場のため他社との差別化を図り、自社にて商品を購買してもらうために同じ商品を他社より安く提供するというのは継続的購買に繋がりますよね。
日本では家電量販店で他店徹底対抗という名称で同様のシステムを見かけますよね。日本の家電量販店の市場も上位企業による寡占市場となっているため同様のサービスにて他社との差別化を図っているのでしょう。

看板1看板

次にオランダの食品小売業アルバートハインではセルフハンディ&セルフレジを展開していました。
店内入り口にセルフハンディが並べられており、商品を買い物籠に入れる際に商品を購買者がスキャンし、支払い時にセルフレジにて精算のみを行うそうです。レジでの一人当たりのお支払いの時間が大幅に短縮されますよね。
日本の食品小売業の店舗でもセルフレジを見かけることはありますが、セルフハンディ&セルフレジの活用で、レジ人員の削減だけでなく、レジでの支払い時の混雑緩和も同時に行うことが出来ますね。

最後にフランスの食品小売業のカルフール、オーシャンの店舗を視察しました。
ここでは青果商品の量り売りが行われており、欧州全体的にg売りが主流だそうです。日本での青果の量り売りは見られない光景ですよね。
また、フランスの食品小売業の棚札は電子棚札が主流だそうです。イギリス、ドイツでもそうでしたが棚札に1kgあたりの値段が記載されているのも欧州小売業の特徴なのだそうです。
その他の特色としましてはフランス最大の小売業カルフーレの店舗では鮮魚の対面販売が行われていたり、ショッピングカートが押すタイプではなく引っ張るタイプのカートを使用していたり、店員さんがローラーブレードで移動しているなど、非常にユニークさを感じる店舗でした。

今回商品以外にも独自の特色・サービスが色々な場面で見受けられました。
日本の食品小売市場と欧州の市場とは異なりますが、参考になるものもあるのではないでしょうか?

次回は欧州視察の最終回としまして欧州でのID-POS活用実態のご紹介をさせて頂きます。